橋本図書館(橋本、ミウィ橋本6階)入り口横にある展示スペースに、「お風呂」を題材にした水性木版画が飾られ、来館者の目を楽しませている。制作したのは女子美術大学大学院生の栗田ふみかさん(中央区在住)。作品は9月13日(水)まで展示される予定となっている。
栗田さんは女子美術大学の油絵科に入学。3年生から水性木版画を専門に制作を始め、4年生の時、卒業制作の題材として「お風呂」を題材にした作品作りに取り組み始め、現在ではシリーズの作品は60を数える。 「お風呂は私にとって自然なモチーフ」と話す栗田さん。今回のテーマは「ひとしれない時間」。入り口横に展示されているメインの作品『お風呂』は、2013年に制作されたもので、お風呂シリーズの第1作目の作品。大きさは91・5cm×85cmにもなる。同館にはメインの作品以外にも大小計6点の作品が展示されている。
栗田さんは、「なぜお風呂を描くのかと良く聞かれますが、お風呂は私そのものです。だからお風呂を描くことは、自ら意識できないくらいに、私を描くことなのです」と話す。
展示は計3回を予定しており、第2回は9月15日(金)から12月13日(水)まで、第3回は12月15日(金)から来年4月4日(水)までを予定している。開館時間は午前9時30分から午後8時まで(土・日・祝日は6時)。月曜日(7月17日を除く)と7月13日(木)・18日(火)、8月10日(木)は休館。
橋本図書館では「来館された方からは、これ本当に版画なのという驚きの声をよく聞きます。図書館へお立ち寄りの際はぜひ見て下さい」と話す。
問い合わせは、橋本図書館【電話】042・770・6600へ。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|