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相模原市 「避難行動に役立てて」 洪水ハザードマップ改定

社会

公開:2020年3月26日

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約7万8000戸に配布された新ハザードマップ
約7万8000戸に配布された新ハザードマップ

 市はこのほど、県が公表した「計画降雨による洪水浸水想定区域」を基に、市内を流れる相模川・境川・鳩川・道保川が氾濫した場合を想定した「洪水ハザードマップ」を11年ぶりに改定。河川流域の浸水想定区域とその周辺の世帯約7万8000戸に配布した。

一冊に情報を網羅

 2008年8月の集中豪雨や昨年の台風19号では、市内を流れる河川から水があふれ出し、床上や床下浸水の被害が発生した。市は洪水時の被害を最小限におさえ、河川が氾濫した際の避難行動に役立てる資料としてマップを作成。今回のマップには「土砂災害ハザードマップ」と「浸水(内水)ハザードマップ」の情報、町田市や座間市など近隣地域の避難場所情報なども盛り込んだ。危機管理課の担当者は「土砂や内水災害も切り離すことはできない。危険回避のために近隣市町の情報も地図に記載した」と話す。

 冊子はA4サイズでユバーサルデザインを採用。県が公表した「想定し得る最大規模の降雨(1000年に1回程度発生すると想定される大雨)」が発生した際、どの位の浸水があるかなどもイラストや図で分かりやすく表記した。加えて、家族で危険な場所や避難経路を確認しあう時に使用できるよう「マイマップシール」も添付。担当者は「住んでいるエリアの危険性の認識や災害の時にどこへ避難すればいいか、事前に確認するために役立ててほしい」と話している。なお、串川・道志川版は来年度中に改定の予定。

 ハザードマップは市のホームページや行政資料コーナー、まちづくりセンターでも入手可能。問合せは危機管理課【電話】042・769・8208。
 

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