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納涼花火もコロナで中止 実行委、代替イベント検討

文化

公開:2020年7月23日

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夏の一大イベント納涼花火大会(写真は昨年/市提供)
夏の一大イベント納涼花火大会(写真は昨年/市提供)

 相模原の夏の風物詩として、例年8月第4週に相模川高田橋上流で開催されている「相模原納涼花火大会」(主催:同実行委員会)が、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となることが決定した。

 実行委では東京五輪・パラリンピックと日程が重なる今年の開催について、昨年から協議を進めてきた。そうした中で、今年に入り新型コロナウイルス感染症が蔓延し協議は難航。終息の見通しが不透明な中で実施の可否について検討を重ねたものの、実行委員やボランティア、参加者らの安全が確保できないとの判断から多くの観客を集めての開催を中止とした。

 久野新一実行委員長は「お客様や関係者の安全を考え、断腸の思いで中止を決断した。コロナが終息し、開催できる時がきたら、休んでいた分を取り返し期待を裏切らないような立派な大会にしたい」と取材に答えた。

 通常開催は断念したものの、実行委では代替イベントを検討している。実行委事務局によると、イベントは秋頃を想定。8月上旬に会議を開き、中旬をめどに具体的な内容を発表する見通し。

 またコロナ禍に加え、昨年10月の令和元年東日本台風の影響で地盤の形状が大きく変わった河川敷の整備も通常開催にあたり重要な検討事項の一つとされていたことから実行委では、検討中の代替イベントについて、「コロナで落ち込んだ市民を元気付ける」とともに、「台風からの復興」の意味合いも込めて取り組む考えを示している。

 実行委では現在、代替イベントの発表と併せて、クラウドファンディングなどの方法を通じて寄付を募り、整備の資金を調達することも検討しているという。
 

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