神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「SDGsって身近だね」 青和学園でワークショップ

教育

公開:2020年8月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
新聞記事からSDGsを考える生徒たち。講演会は旧青根小中学校の校舎で実施された=8月4日
新聞記事からSDGsを考える生徒たち。講演会は旧青根小中学校の校舎で実施された=8月4日

 SDGsについて考える講演会が8月4日、青野原にある9年制の義務教育学校「青和学園」(小畑弘文校長)の8・9年生を対象に行われた。

 同学園は今年4月、青根小、青根中、青野原小、青野原中の4校が統合しできた市立学校。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」など、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)への理解を深める取り組みを行っている。同講演会はその一環で、少年少女国連大使の神奈川県代表として、SDGs先進国のスウェーデンやスイスなどに渡航経験のある茅ヶ崎市在住の高校生・金丸泰山さんを講師に招き行われた。

新聞記事から読み解く

 講演会では、金丸さんがスウェーデンの先駆的な取り組みなどを紹介後、新聞記事を使ったワークショップを実施。8・9年生20人はグループに分かれ、記事で紹介されているニュースが17あるSDGs目標のどれに関連するか、ふせんを貼って意見を出し合った。

 あるコンビニで、食品ロスの多いレジ横でのおでん販売がなくなる可能性があるというニュースに対しては、「余って廃棄されてしまうおでんを肥料にすることはできないか」「店頭売りだと鍋を保温するための電気がもったいない」などの意見が発表された。

 参加した渡邉元輝さん(9年)は、「言葉だけは知っていたが、コンビニのおでんがSDGsと関係があり、こんなに生活に身近だとは初めて知った」とワークショップを振り返った。金丸さんは「今日の講演を通して、身の回りで起こっていることをSDGsに紐付け、意識を高めて地域がよりよくなるよう役立ててほしい」と話した。
 

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

大船渡へ14回目の「応援金」

大船渡へ14回目の「応援金」

きくや主催 チャリティゴルフ

4月30日

津久井湖でこどもまつり

津久井湖でこどもまつり

5月5日 観光センター

4月29日

大正琴のコンサート

大正琴のコンサート

5月11日 杜のホール

4月27日

水野さんが川柳講座

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月25日

3政令市議で連絡会設立

立憲民主党

3政令市議で連絡会設立

 都市問題解決に向けて

4月25日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook