神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

JA神奈川つくい サガジョと産学連携 過去にはコラボ商品も

社会

公開:2020年9月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
協定書を手に並ぶ中里州克代表理事組合長(右)と風間誠史学長=8月11日、相模女子大学
協定書を手に並ぶ中里州克代表理事組合長(右)と風間誠史学長=8月11日、相模女子大学

 神奈川つくい農業協同組合(JA神奈川つくい/中里州克代表理事組合長)は8月11日、南区にある相模女子大学・相模女子大学短期大学部(風間誠史学長)と津久井地域の農業振興や地域活性化などの発展を目的とした産学連携に関する協定を締結した。

 2016年度から津久井都市農村交流協議会の一員として同大と授業連携を進めてきた同組合。人間社会学部社会マネジメント学科の学生らが同組合の直売所「あぐりんずつくい」で販売実習や現地調査を行ったり、アイスや煎餅のコラボ食品の開発を手掛けるなど交流を重ねてきた。同協定は、これらの連携実績をさらに強化することが目的で、「農」「食」を通した地域活性に双方が持つノウハウや情報を相互活用し、より効率的・効果的に事業展開する内容が策定された。

 8月11日に相模女子大学で行われた調印式では、中里代表理事組合長が、「女子大で地域貢献度ナンバーワンの相模女子大と協定を結べて嬉しい限り。学生は田植え体験や収穫体験にも参加してくれている」と挨拶。同大の風間学長は、「カリキュラムの中に『地域と連携していく』とあるくらい、地域との交流を大切にしている。交流を通して市全体が発展することをめざしたい」と話した。

今年度はキャッチコピー作り

 今年度は、授業内であぐりんずつくいのキャッチコピーやブランドメッセージの作成が課題として設けられている。コロナ禍で実際に訪問することは難しかったが、学生らは会議ツール「zoom(ズーム)」で職員らに同販売所の特長をヒヤリング。秋口に3密に気を付けながら現地調査を行い魅力を洗い出し、年明けにキャッチコピーの選定に入る予定だ。

 同大連携教育推進課の担当者は、「先に授業での協力関係があり、包括的な協定締結に至るのは、本学らしい経緯。これにより、同科のみならず、他学科とJA神奈川つくい様との産学連携も図っていけるのでは」と話した。
 

コラボ商品の一例
コラボ商品の一例

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

大船渡へ14回目の「応援金」

大船渡へ14回目の「応援金」

きくや主催 チャリティゴルフ

4月30日

津久井湖でこどもまつり

津久井湖でこどもまつり

5月5日 観光センター

4月29日

大正琴のコンサート

大正琴のコンサート

5月11日 杜のホール

4月27日

水野さんが川柳講座

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月25日

3政令市議で連絡会設立

立憲民主党

3政令市議で連絡会設立

 都市問題解決に向けて

4月25日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook