新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、開催が中止されていた「第19回さがみはら若手落語家選手権・本選会」が12月23日(水)、杜のホールはしもと(ミウィ橋本7階)で開催される。時間は午後2時(1時30分開場)から。
同選手権は2002年から開催。毎年新春から3月にかけて行われている。前座修行を終え、真打ち昇進を目指して日々精進する「二ツ目」という若手落語家が出場。観客が会場で投票し、優勝者を決める杜のホールはしもと有数の人気の催しだ。過去の優勝者は、真打に昇進している者も多く、近年はNHK新人落語大賞、北とぴあ若手落語家競演会と並ぶ「3大若手落語家コンクール」として、全国的にも注目を集めるようになっている。
今年行われた第19回選手権は、今年1〜2月に全4回の予選会(各回5人が出場)を終え、本選会出場者が出揃った矢先に、新型コロナの影響によ中止に。こうした事態を受け、落語ファンから、「コロナが少し落ち着いたら、ぜひ開催してほしい」という声が多数届けられ、杜のホールはしもとを運営する(公財)相模原市民文化財団も「何とか今年の優勝者を決定したい」という思いから、今回延期して本選会を開催することを決定した。
出演者は、第1回予選通過者の「入舟辰乃助」、第2回通過者の「柳家吉緑」、第3回通過者の「春風亭一花」、第4回通過者の「古今亭志ん吉」、敗者復活の「三遊亭伊織」の5人。来場者の1票で令和初となる優勝者が決まる。チケットは全席指定の2000円。同ホールは「感染症対策を講じての開催となりますが、笑いでこの停滞感を吹き飛ばして」と話した。詳細は杜のホールはしもと【電話】042・775・3811。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|