相模原市消防局北消防署と津久井消防署は9月30日、林野火災合同訓練を城山湖周辺で行った。
緑区の管内には自然豊かな森林が多く、林野火災が発生すれば消火活動が長期化することが予想される。今回はそうした事態に備え、林野火災への対応力強化を目的として、川崎市消防局航空隊、津久井警察署、県企業庁発電総合制御所と連携して訓練を行った。
当日は、約70人が参加。城山湖南西側斜面からの出火を想定して行われた。市消防局は、ドローンを飛ばし空から現場の状況を確認後、川崎市消防局に消防ヘリコプターによる空中消火を要請。消火活動は、地上での放水と並行し、到着した消防ヘリコプターの消火タンクに、市消防部隊が給水後、空中消火を行った。
市消防局は「近年市内で大規模な林野火災は発生していないが、早期鎮火には関係機関との連携は不可欠。消防ヘリコプターをはじめ、関係機関との合同訓練が実施できたことは大変貴重な経験。いつ発生するかわからない林野火災への対応力が強化され、大きな成果を得た」と訓練を振り返った。
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