美化啓発に一役
ラッピング収集車、出動中
5月4日
記録達成を狙う個人参加者や、完走が目的のチーム参加など、さまざまな楽しみ方が見られた
若柳にあるさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト（西山尚孝社長）は４月13日、第１回となる「さがみ湖さくらランｉｎプレジャーフォレスト」を開催した。参加した約１０００人は暖かな春の日差しの中、ソーシャルディスタンスに気を付けながらさわやかな汗を流した。
同園は山頂の標高が約４２０ｍ。園内には約２５００本の桜が植えられ、晴れた日は高台から富士山を望めることもあるという。担当者によると「以前からこの立地や自然を活用したイベントを考えていたが、新型コロナの影響でなかなか開催できずにいた」。そうした中、桜の開花を想定した４月に屋外ランイベントを企画した。一般人との接触を避けるため園を貸切にし、普段走ることのできない園内を個人やチームで約20Km（１周約２・５Km×８周）走行するルールとした。
当日は、検温や応援者のマスク着用、走行中のソーシャルディスタンスの呼びかけなど、感染対策に注力。担当者は「コロナ禍の運動不足解消や、遊園地内を走る爽快感を感じていただけたら嬉しい」と話した。埼玉県からチームで参加した男性は、「他のマラソン大会が中止になる中、開催してくれてありがたい。噂には聞いていたが、勾配が急なところがあり、きつかったが楽しかった」と肩で息をしながら話した。
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