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2021年 救急出場、搬送人員共に増 火災は131件で減少

社会

公開:2022年2月3日

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 市は1月21日、2021年中の救急と火災の概要を発表した。救急出場件数は3万5847件(前年比2586件増)、搬送人員は3万1029人(同1961人増)で共に20年より増えた。火災件数は131件で、前年から21件減少した。

 救急出場の理由は「急病」(2万3628件)が最も多く、全体の65・9%を占め、「一般負傷」(4897件)、「転院搬送」(2704件)「交通事故」(2437件)と続く。「交通事故」と「運動競技」(179件)はそれぞれ16・3%、25・2%前年比増で、増加度合がやや目立つ。搬送人員は65歳以上の「高齢者」が1万7457人(前年比735人増)と一番多く、全体の56・3%(同1・2ポイント減)を占めた。

 出場件数と搬送人員はここ数年右肩上がりで増えており、19年にそれぞれ過去最多となる3万7509件、3万3170人を記録したものの20年は3万3261件、2万9068人と減少した。その理由を市救急課は「一昨年は緊急事態宣言が発令され外出自粛や医療機関の受診控えで交通事故が減ったことなどが一因では」と話す。一方「昨年はまん延防止等重点措置は実施されたが、ある程度日常生活に戻ったことで件数と人員が増えたと考えられる。今後また増加していくのでは」と注意を払う。同課では「コロナ下で在宅時間が多いと思うが、家の中での転倒などを避けるため、この機会に安全点検をしていただき、けがをしない環境づくりにご協力を」と呼びかける。

 火災は131件、死者4人(前年比2人増)、負傷者は19人(同16人減)だった。市予防課によれば火災は1960年の統計開始以来2番目に少ない件数。火災種別では建物71件(17件減)、林野0件(5件減)、車両13件(1件増)、その他47件(増減なし)。出火原因は「放火(疑い含む)」が最多の29件で、「たばこ」12件、「こんろ」8件と続く。同課は「(放火を防ぐため)家の周りに燃えやすい物を置かない、ごみは所定の収集日にきちんと出すなど要因を減らす努力を」と呼びかけている。

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