ザ・ビッグ相模原二本松店が12月26日、地域住民に惜しまれながら閉店した。
同店は2017年からイオンビッグ株式会社のザ・ビッグが営業してきたが、家主との契約期間の満了と店舗の老朽化を理由に閉店することとなった。
最後の営業日となった26日の夕方には、商品はほぼ完売状態に。いつものように商品を買いに来た人や、閉店を知らない住民らが残念がって帰る姿も見られた。閉店の午後6時になると、スタッフが店頭に並び、塚本由美店長があいさつ。「長い間お店を愛していただき本当にありがとうございました。地域の皆さまに支えられて、ここまで運営できたことに感謝しかありません」と話し、スタッフが一礼すると、集まった約40人の地域住民から温かな拍手が送られた。この日、閉店間際に店に訪れた男性は「地域でスーパーならココという存在だった。閉店は寂しいね」と惜しんだ。
「本当にありがたい」
同社では、二本松店の閉店を受け、約60人のスタッフに対して近隣の相模原西橋本店、相模原東橋本店への勤務を促して対応したという。
二本松店の閉店について、同社経営企画部の芝圭介部長は「お客様から閉店を残念がるお言葉をいただくなど、二本松店を大事にしていただいていたというのを改めて実感した。店頭でも感謝の声をかけていただき本当にありがたい」と話す。今後については、「西橋本店、東橋本店とも今まで以上に地域の皆様の買い物を支えていきたいと思っている。また、相模原エリアで今後出店した際には、ぜひご利用いただきたいと思う」と話した。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|