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多摩市 風疹対策で助成対象拡大 妊婦などの同居者も

社会

掲載号:2018年11月15日号

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 関東を中心に患者数が増えている風疹。東京都では9月以降、毎週50人程度の患者数が報告され、南多摩保健所管内では8月から急増しているという。そうした中、多摩市では11月から風疹の抗体検査と予防接種の費用助成の対象者を拡大。受診を呼び掛けるとともに、警戒を呼び掛けている。

 風疹は、発疹、発熱、リンパ節腫脹などの症状が特徴のウィルス性の感染症だ。主にくしゃみや咳のしぶきなどの飛沫によって感染し、感染から2〜3週間の潜伏期間を経て症状が現れるという。

 特別な治療法はなく、対症療法が行われ、予防にはワクチンが有効とされる。また妊娠初期に感染すると、赤ちゃんが白内障や、難聴、先天性心疾患などの先天性風疹症候群を発症する可能性が高くなるという。

 今年7月から、関東を中心に風疹患者が増加。東京都では9月以降毎週50人程度の患者が報告されており、南多摩保健所管内(多摩市・稲城市・日野市)でも9件が報告されている。

 多摩市では、これまで先天性風疹症候群の対策事業として、多摩市内に住所を有する19歳以上の妊娠を予定または希望する女性を対象に、風疹の抗体検査と予防接種の費用助成(無料)を行ってきた。11月からその対象者を拡大。「妊娠を予定または希望する女性の同居者」「妊婦の同居者」も費用が助成されることとなった。同居している19歳以上の人であれば、何人でも助成を受けられるという。

 実施期間は来年3月31日まで。ただし、風疹の予防接種を2回以上接種したことが記録で確認できる人は対象外となる。実施医療機関は、34機関(11月1日時点)。受診の際には、予約が必要なため、市公式HPで確認するか、市健康推進課(【電話】042・376・9111)まで問い合わせを。

30代〜50代の男性が罹患高い

 「以前は、ワクチンの接種が女子中学生のみだったため、30代から50代までの男性が罹患する傾向が高い」と市健康推進課は話す。南多摩保健所では「風疹に罹患したことがなく、ワクチンを接種したことがない人は接種を推奨している。罹患歴や接種歴は母子手帳での確認が基本。わからない場合は、医療機関で抗体検査を」と話す。加えて「感染症の予防はワクチン、手洗い、咳エチケットが基本となるので気をつけてほしい」と呼び掛けている。

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