シニアサッカー 「オヤジパワー見せます」 市内チームが全国初出場
50歳以上で構成される「横須賀シニアサッカークラブ50」が、今月末から大阪で開かれる「第11回全国シニア(50歳以上)サッカー大会」(日本サッ カー協会主催)に初出場する。4月に行われた関東大会では優勝は逃したものの、第3代表に選ばれ全国への切符を手にした。選手兼監督の齋田安教さん(太田 和在住・59歳)は「ベストコンディションで臨んで、全国制覇したい」と意気込んでいる。
横須賀シニアサッカークラブ(以下SC)は、主に市内在住・在勤者を中心としたクラブチーム。40歳代と50歳代でそれぞれチームを編成し、選手は総勢約80人が在籍。今年創立30周年の歴史あるクラブだ。50歳代の「横須賀シニアSC50」は、神奈川シニアサッカーリーグ1部で現在4連覇中と、県内屈指の実力を誇る。
今回、全国大会に出場するのは、同SC50の選手を主力メンバーに、県内他クラブからも有力選手を加えたチーム。全国に照準を合わせて編成したチームは今年2年目だが、早くも花開いた形だ。メンバーは、学生、社会人で国体の出場経験がある齋田さんをはじめ、トップレベルの選手が名を連ねる。
クラブは、毎週土曜日に試合、日曜日も練習か試合を行い、日々実戦経験を積んでいる。自慢の攻撃力で先制できれば、センターバックの齋田さんを中心に、鉄壁の守りで相手の得点を許さないのが必勝パターン。「初出場のため、ダークホースの一角になれる。まずは怪我をしないようコンディションを整え、大会に臨みたい」と齋田さん。50代としても今年が最後。来年からクラブ内に60歳代のチームをつくることも視野に入れつつ、まずは今大会で横須賀の名を全国に知らしめる意気込みだ。
大会は6月30日から7月2日まで堺市のJ-GREEN堺で行われる。全国から集まった16チームが4グループに分かれてリーグ戦を行い、その後決勝トーナメントで勝敗を決する。
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