記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月2日0:00更新
夏祭りといえば盛大な花火や賑やかな縁日ばかりが注目されますが、毎年8月に浦賀で行われている「みなと祭」は、本来関東大震災の受難者や戦後の引揚船病死者などの慰霊法要を目的として始まりました。奉納舞や灯篭の灯りを見ながら、当時に思いを馳せるのもひとつです。
物事の起源をたどると新たな関心がわくことがあります。トップ記事で紹介したパネル展主催のグループ名にもある中島三郎助とは、ペリー来航時に日本人として初めて黒船に乗った人物で、函館戦争で最期を迎えました。三郎助を通じた浦賀と函館の市民レベルの交流にも注目しています。
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