活動報告 県議会で整備方針を確認 災害派遣精神医療チーム(DPAT(ディーパット))
未曽有の大災害となった東日本大震災から3年以上が経ちました。この間、公明党は「風評被害」と「風化」という2つの「風」と闘ってまいりました。特に震災の記憶を風化させることを絶対に避けるためにも、被災地への継続的な支援が不可欠となっています。
3・11の震災をきっかけに、極めて大きな支援活動の一つとなっている「被災者のこころのケア」は、特に重要と考えます。
こころのケア「大震災」教訓に
私は昨年9月の本会議で、身体のケアをする災害派遣医療チーム(DMAT)との連携の在り方などを含めて、県が今後、災害派遣精神医療チーム、通称DPAT(ディーパット)をどう整備していくのか、黒岩知事の所見を伺いました。
DPATは、自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などが発生した場合、その都道府県の派遣要請によって直ちに現地に入り、精神科医療や精神保健活動を行う専門的な医療チームです。東日本大震災では各地から心のケアチームが派遣され、被災者の対応に重要な役割を果たしました。現在、国はこの心のケアチームをより実践的にした精神医療・精神保健のプロ集団であるDPATの活動要領を発出しています。
黒岩知事の答弁は、市町村及び民間の精神科病院・診療所の協力のもと、官民一体となったDPATを整備するため県として横浜、川崎、相模原の県内3政令市と連携を図りながら積極的に整備を進めるということでした。
「被災者のこころのケア」は、公明党の目指す”人間復興””人間の安全保障”への端緒と考えます。私は県議会議員として、また防災士として、これからもここに、しっかりと注力して参ります。
亀井たかつぐ
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