万代会館で見学会 昭和の趣 知って学んで
市内津久井にある万代会館で5月25日(日)、施設の見学会と維持ボランティアの報告会が行われる。
万代会館は築60年を超える茅葺き屋根の古民家。帝国銀行や東京通信工業(現・ソニー)の会長を務めた万代順四郎・トミ夫妻が晩年暮らした場所で、昭和55年に横須賀市に寄贈された。茅葺きだけでなく、ガラスや欄間などの造作も当時のままで、昭和の趣が随所に残されている。現在は、市民文化施設としてサークル活動などで使用されているが、建物の老朽化が進んでおり、10数人の市民ボランティアらが毎月、ペンキ塗りや茅の手入れなどを行っている。
地域住民やボランティアからなる『万代会館プロジェクト』では、「この施設や万代夫妻のことをもっと知ってほしい」と年に数回、見学会やワークショップを開催。「近くに住んでいるのに知らなかった」「子どもたちにも、こういう建物があることを伝えていきたい」との感想も上がっている。場所は津久井2の15の33(津久井浜駅徒歩5分)、見学会の時間は午後1時〜3時半。詳細は三澤さん【携帯電話】090・1439・7813
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