小矢部にある衣笠病院では、昨年から夏休み期間に、高校生を対象にした看護師体験を行っている(募集は終了)。仕事内容や、病院の現場を知ってもらうことで進路選択に役立ててもらう意向だ。市内を中心に、15の高校から78人に体験の場を提供、同時に進路相談も行い、専門家としてのアドバイスもする。
同病院の看護部長を務める秋山みつえさんは「今後高齢社会が進み、看護師のニーズはさらに増えていく。高校生たちには1つの選択肢として参考にしてもらえれば」と狙いについて説明。
3日の体験では先輩看護師の指導の下、実際に患者の入浴補助や、シーツ交換などを行ったほか、医師とも連携し、外来や手術室で業務を体験する機会もあった。看護師になるのが夢だという津久井浜高校3年生の遠藤優佳さんは「手術室に入る貴重な経験や器具の使い方などを学び、看護師として働くイメージが湧いた」と話していた。
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