浦賀港西岸の渡船乗り場から浦賀ドックまでの全長400メートルに、幅5メートルの遊歩道が整備され、先月25日から供用が開始された。現在使われていない、浦賀ドックなどの旧造船工場を活かして地域の活性化を目指す「浦賀港周辺地区整備計画」の一環として市が工事を行った。
浦賀港に面した神奈川県道208号は地域住民の生活道路だが、「歩道や外灯がなく危ない」という住民の声が以前からあった。浦賀地区遊歩道整備工事を実施し、海だった土地を埋め立てて拡幅。安全で快適な遊歩道を目指し、歩行者が休むためのベンチや夜間通行用の外灯を設置した。下りるほど海に近づける親水式の階段など、憩いのスペースも設けている。毎日通行する市民は「海を感じられて心地いい。渡船などの歴史が残る浦賀を活かした町並みづくりは大歓迎」と喜びを語った。
今後は遊歩道整備を東岸へも広げ、浦賀港の周遊スポットとする計画がある。
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