県が進める「未病を改善する」取り組みと連携した「県産品お弁当コンテスト」が先月25日に横浜市内で行われ、県立保健福祉大・食育サークルの3チームが金賞・銀賞・特別賞に輝いた。横浜銀行が主催し、大学生と専門学生を対象に実施したもの。
「県産品を使ったヘルシー弁当で未病を改善」と題したコンテスト。テーマは県産食材を使ったレシピを2品以上入れ、健康への配慮を盛り込むこと。事前のレシピ審査を通過し、3大学から8チーム29人が本選に挑んだ。
同大で活動する食育サークル「シーラボ☆」からは3チームが参加。Cチームは高血圧やメタボ予防に、塩分や食物繊維の摂取量を意識した「メタボに黄色信号!あじの香味焼き弁当」で金賞に輝いた。さらに、Aチームは「低栄養を防ぐ☆かながわまんぷく弁当」で銀賞と特別賞「京急ストア賞」、Bチームも「疲労に負けない!イキイキ彩りランチボックス」で特別賞「京急百貨店賞」に輝いた。
「審査員の目の前での調理とプレゼンに緊張したが、良い経験になった」と同サークルの八木夏々美さん(3年)。この企画への参加を決めてから2カ月余り。テーマに沿ったレシピだけでなく、見栄えや食感など、試作を何度も繰り返したという。会場では、栄養面でも高い評価を受け、「日々学んでいることが活かせてよかった」と口を揃える。加えて、県産品というテーマに「地元食材への意識が深まった」と話す。
これまで、地元スーパーとの共同開発やコラボメニューの提案、地域での食育講座など幅広い活動を展開してきた同サークル。今回、特別賞のお弁当については、ゲスト企業による商品化も検討されている。
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