県政報告 県がSDGs推進本部設置 予算委員会で知事の意向確認
私は先の神奈川県議会予算委員会で、国連で採択されている「持続可能な開発目標『SDGs』(エスディージーズ)」の取り組みについて質問しました。これに対して黒岩祐治知事から、「知事をトップとする全庁的な推進本部を立ち上げる」との答弁を引き出しました。
SDGsは「誰一人取り残さない」との理念のもと、「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」など、国連加盟国が2030年末までに達成すべき17の目標を掲げ、地球規模で課題解決をめざすものです。「食品廃棄の半減」や「育児や介護、家事など家庭内の無報酬労働を評価し、責任を分担する」といった身近に取り組めるテーマも含んでいます。日本はジェンダー平等や貧困対策、クリーンエネルギーなどの分野で課題があるとされています。
県内には、人口減少による「消滅可能性都市」と指摘されている自治体があります。私は「持続可能な神奈川」を実現するためには、地方創生の取り組みにSDGsの理念を取り入れ、経済・社会・環境などの分野が連携を図る推進体制が必要であると考えます。
黒岩知事も「就任以来掲げてきた『いのち輝く神奈川』とSDGsの考え方は軌を一にするもの」と述べており、県の主導で市町村や民間企業などと連携しながらSDGsを推進していく方針が打ち出されました。
SDGsの理念が県内に広がり、地方創生の実現に資するよう、私も引き続き行動していきます。
亀井たかつぐ
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