60歳以上の選手だけが出場する「全日本還暦軟式野球選手権大会」がこのほど、静岡県沼津市で開かれ、県代表として出場した「横須賀シニアクラブ」が頂点に立った。同大会を制覇するのは1995年の創部以来初。
全国から予選を勝ち抜いた64チームが参加。今大会は台風の影響もあり、通常5日間の日程が3日間に変更され、全日2試合行われる過密スケジュールで行われた。
一回戦では昨年の全国大会初戦で敗れた新潟県の代表と激突。今年から仲間入りし大会の優秀選手にも選ばれた木村美樹投手の活躍もあり4-2と勝利を収めた。「最初に接戦をものにしたことで、勢いに乗れた」とチームを率いる川田茂監督。とんとん拍子で勝ち進み決勝では、横浜市の強豪・港南クラブと対戦し、ここでも木村投手の力投が光り優勝を決めた。
チームの強さについてキャプテンの保坂達也さんは「走り込みなど練習量は全国でも屈指。過密日程のなかで最後は体力面で差が出たと思う」と話す。川田監督は「新メンバーの活躍と古株の意地が重なり、一丸となって勝てた。最大の敵は年齢とケガ。今後もうまく向き合っていきたい」と笑顔で話した。
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