「新しい年度の始まりに、通学路をきれいにしよう」-。新1年生の入学式・始業式を前に、野比東小学校学区で先月31日、一斉清掃が行われた。主催したのは野比東東友会。同会は、地域のお祭りやイベントボランティアなどに携わっており、13年前からこの時期に清掃活動を実施している。
当日は、野比東小や同校PTA、花輪町内会などとの共催で約60人が参加。学区の通学路4コースに分かれて、草を刈ったりごみを拾ったりした=左写真。途中から野比中の生徒も合流し、集めたごみや雑草は軽トラック2台分。主催者は「安全に通学できることがいちばん大切。子どもたちには、晴れやかな気持ちで登校してほしい」と話した。
見守りと声掛けも
通学路の登下校「見守り」も地域のボランティアによって成り立っている。鴨居小学校の学区にある臨海自治会では、役員と有志が通学路の交差点などに立ち、旗を持って挨拶する「声掛け活動」を行っている。中断していた時期もあったが、昨年9月に再開。大人の声掛けに、子どもたちも元気に挨拶を返すようになったという。
同自治会では一昨年、町内の主な通りの名称を募集。約200mのこの通学路を「あいさつはげまし通り」と名付けた。今月1日には、通りに面した住宅の壁などに名称の入った黄色い看板を取り付け。新入生の登校と明るい挨拶を心待ちにしている。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|