1992年の43万人超をピークに減少傾向にある横須賀市の人口。今月1日付けで市が発表した推計人口で、39万人を割ったことが明らかになった。そうした中で市は、刻一刻と変わる社会情勢により的確に対応しながら市民サービスの質を維持していくため、市政方針決定の在り方を見直し始めた。
市は国の推計から試算した予測数値を出しており、現在の人口減少傾向は予測の範囲内としている。しかし社会変革へさらに柔軟かつ迅速に対応した行政運営を行えるよう、現在の市政方針の決定体系から「(仮称)YOKOSUKAビジョン2030」とする新たな体系の策定・移行に向け準備を進めている。策定計画の期間を短くすることで時世に即し、シンプルな構造で分かりやすい言葉を用いることで市民の関心を高めたい考えだ。現在の基本計画期間を終える2022年3月以降の実施を目標に、今後議会や市民からの意見集約などを重ね、議論していく。
Web公聴会
市は現在「(仮称)YOKOSUKAビジョン2030」の策定に向け、市民から意見を募るオンラインワークショップを企画。テーマごとにグループ分けし、各自の意見を交換し合う。集まった意見は新体系の策定に役立てられる。
対象は市内在住、在勤、在学の抽選40人。日時とテーマは10月29日(木)が「福祉」「コミュニティ」「都市基盤・まちづくり」「産業振興」「環境」、30日(金)は「子育て・教育」「防災・安全」「健康・医療」「観光・文化」「海洋」で各日午後7時から9時。オンライン会議システム「Zoom」内での参加となるため、パソコン等のインターネット環境が必要。希望者は22日(木)までに市ホームページ内のフォームから申し込み。
詳細は【電話】046・822・8258
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