横須賀産カキ求め 朝市に長蛇の列
東部漁協横須賀支所(平成町)で今月14日、同支所新安浦港内で養殖されたカキが販売され、大勢の人で賑わった。
これは、同支所が2009年から市の支援を受けながら試験的に行っている養殖で、一般販売は今回で3回目を数える。昨年夏には海水温上昇などが理由と見られる一時的な育成不良もあったが、今回4000個以上のカキを水揚げ。この日の朝市での販売にこぎつけた。
貝殻は大きいもので10センチ大にまで成長。加熱用として1個150円で販売された。10個入りの箱ごと購入する人も多く見られ、接客にあたった組合員も、「最初から網で焼くと時間がかかるので、電子レンジで一度加熱すると良いです」などと調理方法をアドバイスしていた。
このほかにも、「カキ飯」が120食分用意されたが、整理券を配布するほどの盛況ぶりで、すぐに完売となった。また、新メニューとしてカキが入った「クラムチャウダー」も150杯限定で販売され、飲みながら温まる人の姿もあった。
斉藤浩昌副組合長は、「朝から多くの方に来ていただいてありがたい。来年は、(横須賀支所に)直売所を設置することも検討しています」と話していた。
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