地元食材ふんだんに 長沢中の生徒が考案
今年1月に都内で開かれた「全国中学生創造ものづくり教育フェア あなたのためのおべんとうコンクール」で準優勝を勝ち取ったレシピが、このほど横須賀市と商工会議所、市内で弁当製造を行う「ごはん亭」の協力を得て商品化・限定販売された。レシピを考案したのは長沢中の川島彩さん、飯島幸帆さん、松本莉奈さんの「いわし」チーム。弁当の名は「腰痛の母のための減量応援弁当」。一日中立ち仕事で腰痛に悩んでいる母のダイエットを応援するため、「体を動かしにくい人でも減量できるように」と、低カロリーかつ食べ応えのあるメニュー作りに奮闘。家族に試食してもらったり彼女らの所属する家庭科部の顧問の先生にアドバイスをもらいながら弁当を完成させた。今回自分たちの弁当が売り出されたことについては「まだ実感は湧かないけれどうれしい」と3人揃って顔をほころばせた。
販売会は同中学校で11日に実施。3人に加え応援に駆け付けた家庭科部の生徒が慌ただしく弁当を袋詰めしていく中、ひとつ600円で185食用意された弁当は次々と買いに来た客の手に渡っていった。
おかずは三浦半島の農水産物を使用し栄養バランスも考慮した。地元の新鮮なイワシを梅干しでさっぱりと煮た「イワシの梅煮」や、食物繊維たっぷりの「サツマイモのハチミツ煮」など、どれも食べる人の健康を気遣ったメニュー。
同コンクールでは昨年長井中学校が準優勝、一昨年は鷹取中学校が優勝し、それぞれ限定で商品化された。横須賀勢の連続入賞が続いている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|