少年の頃の夢、現実に 趣味高じて徐々に拡張
佐野にあるリサイクルショップArk(アーク)(佐野町6の15)の店内に、精密に作られた鉄道ジオラマが広がる。これは「Nゲージ」と呼ばれる電動鉄道模型。レール幅が9㎜で「Nine」であることからそう呼ばれている。
製作したのは同店店主の野中直樹さん(42)。30代のとき、ずっと憧れていたNゲージを中古で手に入れたことがきっかけで夢中になった。それ以来少しずつコレクションを増やし、総額で30万以上は費やしたという。「子どもの頃に買えなかった分、大人になった今は思う存分楽しんでいる」と笑顔を見せる。
店内に鉄道ジオラマを設置したのは去年。「何か面白い店にしたかった」と話し、遠方から来る鉄道ファンや近所の子どもたちに開放している(10分200円〜300円)。
鉄道に興味がなかったという奥さんも、本物に近いジオラマの街並みを再現するため大船の観音像を模した像を手作りするなど楽しんでいるという。現在もジオラマは製作中。少しずつ範囲を拡張している。
問合せは同店【電話】046・850・5750
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