「夏島貝塚 歴史が深い この街だから ほら 七福神も 笑ってる」―。追浜のご当地ソング『キラキラおっぱま』が完成し、先週からミュージックビデオ(MV)が、駅前のデジタルサイネージやyoutubeで放映されている。
昨年2月に設置され、「恋するフォーチュンクッキー」のダンス映像で話題となったサイネージ(電子看板)。追浜銀座通り商店会(鎌滝健治会長)の活性化事業として始まったもので、現在「おっぱまチャンネル」として、商店会店舗やサークル活動を動画で紹介している。同商店会では「恋チュン」の第2弾として他の曲を考えていたが、著作権などの問題もあり、暗礁に。次の策を考えていた事業部長の齋藤仁克さんらが、駅前で路上ライブをしていた女性に声をかけ、「街のイメージソングを作ってほしい」と直談判したことから、企画が大きく動いた。
その女性は、船越町の薬局に勤務する「薬剤師ミュージシャン」の響野(きょうの)ユカさん。「仕事の帰りに練習がてら歌っていた」ところに、偶然の出会いがあった。「街を応援する曲を」という依頼に快諾。響野さんが手掛けた歌詞の中には、観光スポットや葉っぱ(リーフ)・星(ベイスターズ)など、この地域をイメージする言葉も織り込まれている。
ダンスも視野に
「街に暮らす人、働いている人。そして、ここから旅立つ人への応援歌にしたい。誰もが元気になれる歌詞とポップなリズムで、いつの間にか口ずさんでいるような曲に仕上がった」と関係者も自信を見せる。商店会が独自に歌を作成し、サイネージなどで放映する取り組みは全国でも珍しいという。
今後は、商店街のアーケード内で曲を流すほか、「恋チュン」でつながりのできた高校などと連携して、ダンスバージョンも作成したいとしている。
また、来月12日(日)の「おっぱままつり」では、響野さんによるお披露目が行われる予定。
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