街づくりを担う青年団体・日本青年会議所(日本JC)主催の「地域再興政策コンテスト」が19日に横浜で行われ、全国JC136案のうち、横須賀青年会議所(横須賀JC)がグランプリ・準グランプリに次ぐ優秀政策賞を受賞した。
内容は、国内初となる「インターナショナル・スクール特区」認定を国から受け、小中一貫の公立インターナショナル・スクールを創設するというもの。水準の高い日本教育を求める米軍関係者と英語環境の充実を求める日本人の保護者のニーズに着目し、国際的に活躍できる人材を育成するのが目的。運営には、すでに同事業を展開している民間事業者を誘致し、廃校予定の校舎を活用することで、初期費用を抑える算段だ。学費や教材費、給食費などは
一般の公立小学校と同条件とするが、入学に際しては英語力を問う試験を課す。
米軍基地内にはキニック・ハイスクール(高校)やメリーランド州立大学アジア校があることから、小・中・高・大と切れ目のない英語教育の実践環境を整えることが可能。市が定住促進の一環として進めている都市イメージ「英語が学べるまち」にもつながるもので、市外からの転入者増にも寄与できるとしている。
横須賀JCでは、「地の利を活かした横須賀独自の国際人育成が期待できる」とし、今後、実現に向けて市などに提言していく考え。
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