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横須賀版 公開:2016年11月25日 エリアトップへ

「献体事業」で全国初の協定 横須賀市と神奈川歯科大

社会

公開:2016年11月25日

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市と協定を結んだ鹿島勇理事長(中央)と平田幸夫学長(左)
市と協定を結んだ鹿島勇理事長(中央)と平田幸夫学長(左)

 横須賀市と神奈川歯科大学は15日、ひとり暮らしで頼れる身寄りがない人でも「献体」を行える協定を全国で初めて結んだ。市は生前の希望に基づいた死亡手続きや葬儀・納骨を支援する「エンディングプラン・サポート」事業を昨年7月から展開しており、その一環として登録者が献体を希望した場合に応じる。

身寄りのない高齢者対象

 献体とは、死後に医・歯科学教育や研究に貢献する目的で自らの遺体を無条件・無報酬で提供するもの。市内では神奈川歯科大学で受付けている。ただ、ひとり暮らしの高齢者などからの申し出は、死亡届の提出や納骨を行う”頼れる遺族”が不在となるケースが多く、大学側も断らざるを得ない実情があったという。今回の協定により本人の「医・歯学の発展に役立ちたい」という理念を叶えながら、一定の献体数の確保が見込めるようになる。

 市はひとり暮らしで収入・資産が一定額以下の高齢市民を対象に、エンディングプラン・サポート事業の登録を行っている。葬儀費用などに充当する20万円6千円以内で先払いすることで市が葬儀や火葬を見届ける。今後、献体を希望する人には、死亡届の提出、死亡連絡、納骨を市の事業として支援していく。

 献体登録の現状については、全国的に増加傾向にあり、登録者数の多い大学では一時見合わせているところも出ている。神歯大では昨年の登録者は745人だった。

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