ウインドサーフィンと津久井浜の魅力を伝え、市民レベルで大会を盛り上げようと地元住民や商店主らで結成した「北下浦応援団」。名物の考案や地元小学校での授業の協力、海岸清掃活動など年齢・職業の垣根を超えて展開し、機運向上の一翼を担っている。
北下浦観光協会では、大会観覧と併せて会場周辺の街歩きが楽しめる地図「つくいはまっぷ」を発行。応援団メンバーの伊東ひろみさん=写真中央=を中心に、三浦市在住のイラストレーター砂山恵美子さん=同左=とデザイナーの小木久美子さん=同右=姉妹が編集した。
店舗情報をはじめ、津久井に伝わる逸話や歴史、実際に歩いて収集した直売所情報など知る人ぞ知る見どころを数多く盛り込んだと言い、「津久井浜はホッと落ち着ける良さがある。その温かみが伝われば嬉しい」と砂山さん。
応援団団長の坂本喬彦さんは、「観客のみなさんに楽しんでもらえる環境を作れたら」と意欲を見せた。
歌声にエール込めて--伊三野ヤスヨさん
テレビコマーシャルでの歌唱やソングライターとして活躍する伊三野ヤスヨさん(粟田在住)も応援団の1人だ。
団体が独自に制作、配信する大会プロモーション動画でBGMを担当。さらに自身がボーカルを務める音楽ユニット「ドライドボニート」の手掛けた楽曲「Wind Blue」が、大会公式テーマソングにも採用された。「風を受けて海を駆ける様子や自然相手、自然と調和するウインドサーフィンならではのカッコよさを表現したかった」と着想を語る。一見すると優雅そうだが、その実は時速70〜80Kmにもなる激しいスポーツであることを知り、2つの異なる顔をメロディーに投影したという。
「音楽で盛り上げたい」。出場選手と大会を支える津久井浜へのエールを歌と潮風に乗せて送る。
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