そろばんを世界に広めようと結成された「日本小・中・高校生そろばん訪米使節団」に、岩戸小6年の田邉光映さんが選ばれた。今月13日から1週間ほど滞在。現地の学校を訪れ、そろばん指導や競技大会などを通して国際交流を図る。
全国珠算教育連盟が、そろばんの国際化や米国との交流を目的に、毎年夏に行っているもの。全国から、珠算検定3級以上の資格を有した小学6年生から高校3年生が応募可能。今年は34人が参加する。
同使節団は、首相官邸を表敬訪問後、米国に向け出発予定。約1週間、サンディエゴやロサンゼルスに滞在し、現地の小学生にそろばんを教えたり、実力を披露したりする。また、日米の参加者で競技大会も行い交流を図る。
田邉さんは「そろばんを通じて米国の友達を作りたい。全国から集まったそろばん競技者と交流できるのも刺激になる」と笑顔で話した。
市内一の実力
田邉さんは、岩戸にあるそろばん教室「梅田あんざん教室」で腕を磨いている。小学1年からそろばんをはじめ、めきめきと上達。横須賀市の珠算大会では、小4、5年と2年連続で優勝するほどの腕前の持ち主。現在は、暗算7段、珠算3段を有し、読み上げ算では13ケタの計算までこなすという。同教室の指導者、梅田久子さんは「生徒の中で実力は群を抜いている。真面目でひたむきにはじく姿が印象的」と太鼓判を押す。田邉さんは3連覇のかかる今年9月の大会に向けて鍛錬している。
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