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横須賀版 公開:2018年12月14日 エリアトップへ

よこすかポートマーケット 1年間の事業継続へ 出店事業者らが自主運営

経済

公開:2018年12月14日

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冷凍倉庫を改装した店舗。「旬産旬消」のコンセプトが壁に貼られている
冷凍倉庫を改装した店舗。「旬産旬消」のコンセプトが壁に貼られている

赤字経営で来年3月末の撤退が決まっていた横須賀中央エリアの大型直売所「よこすかポートマーケット」が、1年間の期限付きで運営継続される見通しとなった。同施設に出店している事業者会が経営を引き継ぐ方向。市と現在の運営会社である「シティサポートよこすか」の3者で調整を進めている。市は同施設の跡地活用の検討を始めているが、方針決定までの空白期間を事業者会による運営で埋める。

来年3月の撤退から一転

 ポートマーケットは、新港エリアにあった冷凍倉庫を改装して2013年に開店。地場の農水産物の販売・PR拠点の役割とともに、観光振興をめざす横須賀の中核施設としての機能を担った。だが、毎年1億1千万円から7400万円の赤字を計上。累積額は2016年度末で約4億1千万円に上っていた。管理・運営している「シティサポートよこすか」に経営ノウハウが乏しかったことが事業撤退に至った理由とされている。

 今回、運営継続を申し出たのは同施設にテナントとして出店している事業者。9社のうち7社がまとまり今年10月、市に要望書と事業計画書を提出していた。事業運営と施設、駐車場用地の使用許可、使用料の減免措置を盛り込んだ内容だった。

 これを受けた市は、「地産地消」の推進と運営継続の両方の観点から望ましい提案と判断。事業者会の要望を聞き入れ現在、条件交渉を行っている。まとまれば若松町で「よこすか海軍カレー」のアンテナショップなどを開設している「横須賀カレー本舗株式会社」が代表会社となって運営を引き継ぐ。テナント店の1社である鈴木孝博さんは、「市内で数少ない大型バスが停留できる観光施設を無計画なまま閉鎖する訳にはいかない。民間の力を結集して運営をしていく」とコメント。空きテナントについてもおよそ出店の目途が立ったという。施設の名称も変更しない考えだ。

 
 

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