新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛で厳しい経営環境に置かれている飲食業界。弁当やオードブルといったテイクアウト商品の販売を始める店舗が増える中、持ち帰りサービスの代行に着手する事業者が現れ始めた。
コロナ禍発端に事業化
飲食店のデリバリーを含めた代行業務を請け負うサービス「横須賀テイクアウトパートナーズ」が今月1日(金)からスタートする。手掛けるのは横須賀中央エリアで商業ビルを所有する丸三斎藤株式会社専務の齋藤元一郎さんらが立ち上げた株式会社ユーズフルパートナーズ。
同サービスへの登録店は現在、中華やイタリアン、洋食などの9店舗。配送業務は汐入町の臨港タクシーほかが協力する。5月15日(金)までをトライアル期間とし、配達エリアを汐入地区から横須賀中央、久里浜方面の市内東部に限定。16日(土)以降はエリアと登録店舗数の拡大を視野に入れ、継続的にサービスを展開していく予定だという。「横須賀に住む一人ひとりが外出自粛を守りながら地域の飲食店を支えることができるシステムを作り、コロナによる逆境を一丸となって乗り越えたい」と齋藤さん。
配達は1回の注文で1店舗につき税込2200円以上。「横須賀テイクアウトパートナーズ」のホームページで店舗と商品を確認し、電話またはWebからオーダーする。
詳細は株式会社ユーズフルパートナーズ【電話】046・876・7935
英会話レッスン送料に
市内で英会話教室を開いている田中孝一さんは配達料の代わりにレッスンチケットを購入してもらうことで配達業務を行うユニークな取り組みを始めた。昼の時間帯は浦賀のカフェ「クールクランウラガ」(【電話】046・845・9530)、夜は日の出町の居酒屋「竜馬におまかせ」(【電話】046・825・8727)の掛け持ちで、月・木・金曜日を中心に待機。配達エリアは市内全域が対象となる。どちらも電話注文で、商品代に英会話レッスン料1千円(60分間分)が加算される仕組み。レッスン無しでオーストラリア森林火災募金100円を含めたデリバリー代800円のプランも設けている。
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