花と緑の愛護に顕著な功績のあった団体に贈られる「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に、市内で活動する「水辺公園友の会」(別府史朗会長=人物風土記で紹介)と「鷹取山自然観察会」(本多久男世話人代表)の2団体が選ばれた。第31回となる今年は全国115団体、県内10団体が受賞した。
今月14日には、各代表が上地克明市長を訪問。別府会長は来春市内で開催する「第32回全国『みどりの愛護』のつどい」本部事務局木製看板を、本多世話人代表は活動報告をまとめた「鷹取山の自然」を市に寄贈した。
市民憩いの公園
水辺公園友の会は「里山の自然や動植物を再生・保全し、市民の憩いの場にする」という思いに賛同した有志で、20年前に発足。開発により、一度は失われた池や樹木林などを再生した光の丘水辺公園で、植物や昆虫、両生類の調査・保護、校外活動への協力などを行う。別府会長は「多くの人に自然の素晴らしさを理解してもらうことが使命」と話した。
自然観察できる里山
鷹取山自然観察会は、2013年に設立。鷹取山公園周辺を「自然観察できる里山にしよう」と、月1回の観察会や園内に野鳥保護の巣箱設置、四季折々の植物や蝶のポスター掲示など、訪れた人に興味を持ってもらう工夫を凝らす。また「鷹取山の自然観察ガイドブック」を作成し、小中学生の教材として配布。本多世話人代表は「今後も来園者がほっとする公園にしていく」と語った。
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