高校生や大学生を中心に市内でボランティア活動を行っている「ぽぴーぐみ」。海洋環境の保全に向け、タバコの吸い殻などのごみ拾いやポイ捨て禁止を啓発している。
「人や地域の役に立ちたい」という思いから、これまでに台風の被災地に向けた募金活動やラジオ出演などを実施。その中で吸い殻に着目し、昨年から汐入や中央地区の繁華街で清掃活動を続けるほか、根本的な問題解決に向け、海に及ぼす汚染実態や若者の意識アンケートなどを独自調査。提言書にまとめ、来年3月をめどに市議会議員を通じて市へ提出する予定だ。代表を務める遠藤貴也さん(関東学院高校3年)は「我々が活動することで同世代に問題意識を持ってもらえる。SDGsの根本は隣人への思いやり。難しく考えすぎず一緒に行動してくれる仲間が増えれば」と話した。
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