1年延期となった東京五輪に出場が内定しているセーリング女子RS:X級(ウインドサーフィン)、須長由季選手(田浦町在住)の激励式が今月11日、横須賀市役所で開かれた。壇上に立った須長選手がメダル奪取の決意を述べた。
「さいか屋」勤務のアスリート
須長選手は全4戦で競われた選考レースの総合成績で日本人トップとなり、2月に代表内定。喜びもつかの間、東京五輪の開催延期が決まった。
準備期間が延びたことで活動資金不足が浮上。この課題をクリアするために「横須賀市体育協会」と地元経済人でつくる「須長由季 横須賀市民応援団」が夏頃から募金活動を展開していた。
両団体が集めた寄付金の合計は499万円。この日の激励式で須長選手に手渡された。主に練習のための海外遠征費やコーチ費用、用具一式の購入費などに充てるという。
多くの人のサポートを受けて本番に挑む須長選手は、「辛い状況にあるが励みになる。”横須賀魂”でメダルを獲りたい」と意気込んだ。
須長選手は2012年のロンドン大会以来、2大会ぶり2度目の出場。大手服飾メーカー「ミキハウス」所属の社員アスリートで、普段は「さいか屋横須賀店」に勤務している。
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