三崎まぐろラーメン 再びB-1に参戦 11月12日(土)・13日(日)に姫路で
昨年厚木市で開催された『B─1グランプリin厚木』に初出展し、見事5位入賞を果たした「三崎まぐろラーメン」が、11月12日(土)・13日(日)に兵庫県姫路市で開催される『第6回B―1グランプリin姫路』に再び参戦する。9月の関東大会で過去全国グランプリ獲得4料理の一角を崩して4位入賞を果たしただけに、前回以上の結果に期待が寄せられている。
三浦中華研は「町おこしに貢献したい」
「三崎まぐろラーメン」は、平成19年に発足し、市内の舌鼓・ポパイ・宗よし・牡丹・魚料理まつばら・福の家・港楽亭・丸清製麺・京急油壺マリンパークマリンテラスの9事業所が会員として加盟する「三浦中華料理研究会」(石渡道雄会長)が、独自のルールブックにもとづいてつくった、三崎のご当地ラーメン(1事業所は製麺会社・それ以外の8店舗で三崎まぐろラーメンを提供している)。
定められている独自のルールとは、「スープにまぐろの兜ダシを投入する」「トッピングは、まぐろを使用する。ただし、まぐろの使い方は各店自由とする」「現状維持はご法度であり、日々まぐろラーメンを進化させる」など。
「多くの人にこのラーメンの素晴らしさを伝え、三浦・三崎を知ってもらいたい」と、同研究会は昨年9月に厚木市で開催された『B─1グランプリ』に初出展し、5位入賞を果たした。
同大会は、B級ご当地グルメの全国一を決定しようという大会。来場者が1人1膳(2本)の箸を、食べて気に入った料理に投票し、その量で順位が決まる。
B級ご当地グルメとは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理のことで、 ”B級”はA級と比べ劣っているという意味ではなく、身近で誰にでも親しまれる存在という意味で使われている。
過去、この大会で1位(ゴールドグランプリ)に輝いた「富士宮やきそば」「厚木シロコロ・ホルモン」「横手やきそば」は、受賞後一躍全国区の知名度に駆け上がり、昨年の「甲府鳥もつ煮」も大ブレイクし地域おこしに貢献した。
今月の第6回姫路大会に再び出展する同研究会は、前哨戦と位置づけ9月に埼玉県行田市で開かれた『関東B―1グランプリ』に、町おこしを目指すサポーターチーム「三崎まぐろラーメンズ」として出展。
過去の全国ゴールドグランプリ4料理を含む東日本を中心とした17料理が出展したなかで、知名度抜群のグランプリ料理2品を上回って4位に入賞した。
全国から過去最多63団体が出展
『第6回B―1グランプリin姫路』は、姫路城周辺を会場に両日午前9時30分から午後3時30分まで開催される。
今回は全国から過去最多の63団体が出展する(過去のゴールドグランプリ料理は殿堂入りとして投票からは除外)。
関係者らは関東大会の結果をうけて、「全国大会に向けての弾みになった」と表情は明るい。「順位は別として、町おこしのためにみんなで力を合わせてがんばってきたい」と意気込みを語った。
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