三浦版 掲載号:2016年1月29日号
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老人ホーム建設計画浮上 今年6月にも着工予定

社会

戸建用に販売されていた計画予定地
戸建用に販売されていた計画予定地
 宅地開発事業が行われていた三崎町油壺の油壺観光ホテル跡地で、有料老人ホームの建設計画が持ち上がっている。事業者は今月に入って地域住民を対象にした説明会を行っているが、自然環境への影響や宅地計画からの変更に戸惑う人も多く、一部市民団体は建設反対の陳情書を市に提出するなど波紋が広がっている。

 今月9日に行われた住民説明会の報告書によると同計画では、「油壺観光ホテル」跡地(小網代戸張1209の5ほか)に、100戸の居室を有した有料老人ホームを建設。敷地面積5687・07平方メートル、延床面積5301・51平方メートルで鉄筋コンクリート造の地下1階・地上5階建て(高さ約19m)を想定している。工事予定期間は今年6月から2017年12月末、2018年1月から2月頃の開業を見込む。事業主は「(株)アイ・ディ・アイランドプラン」(東京都渋谷区)で、ホームの完成後、同社が事前に選定した運営会社へ土地と建物を売却する流れ。現在、運営会社の候補は数社まで絞られており、大方のコンセプトは介護付きの高級有料老人ホームであると公表している。

計画に住民不安視

 三浦市都市計画課に事業の事前相談書が提出されたのは、昨年12月中旬。今月に入ってから市まちづくり条例に基づき、近隣住民を対象にした説明会を数回行っている。

 9日の説明会では、事業主のほか設計や建築事務所などの関係業者が一堂に会し、住民の質問に答えた。特に質問が集中したのは、工事による周辺の住宅と自然環境への影響について。過去に同地で行われた整地工事で、ほこりの飛散による被害が発生した経緯があることから今回も同様の不安を募らせる住民も多く、「ホーム施工前に清掃や補償内容に関する文書での取り交わしが必要」と強く求める場面もあった。そのほかにも、計画概要をはじめ、時期と作業時間、期間中の交通誘導員の配置・工事車両の動線、建設現場で発生した排水の処理方法、県道油壺線に面している大型樹木の保存などの質問があがっていた。

 もともとは豊かな緑と眼下に油壺湾を臨む住環境を売りにした8区画の戸建用分譲地として開発がスタートした同地。突然持ち上がった建設計画そのものに戸惑う人も多い。

反対陳情書を提出

 建設計画を受けて市民活動団体「緑の油壺を守る会」(大森英理亜会長)は反対する陳情書を今月15日、市に提出した。美しい眺望・景観の破壊、海の汚染・生態系のかく乱、狭くカーブする前面道路の見通しの悪化、大型建築物による圧迫感や日影・風害、電波障害などを危惧。地域住民の生活環境を著しく悪化させるとして反対を表明している。

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