海上交通で新たな観光資源開発 「城ヶ島水仙まつりクルーズ」好感触
1月22・23日の2日間、『城ケ島水仙まつりクルーズ』が実施され、両日計85人が参加し三浦の魅力に触れた。県が企画し三浦市が企画協力して、海上交通による新たな観光資源開発事業として行なわれたもので、地元の魅力を知ってもらう可能性を広げる手段として今後の展開が期待されている。
『城ケ島水仙まつりクルーズ』は、神奈川県が沿岸のイベント等に合わせて港湾施設や漁港を結び、観光資源を開発することを目的とする「東京湾・相模湾における海上交通による新たな観光資源開発事業」として、三浦市の企画協力という形で実施したもの。
今クルーズでは、三浦の魅力を紹介しようと、「みうら観光ボランティアガイド協会の案内による三崎下町散策ミニツアー」「三崎下町でのB-1グランプリin厚木5位入賞の三崎まぐろラーメンなどの自由昼食 」「城ケ島公園で開催中の城ケ島水仙まつりでの30万株の水仙の鑑賞 」「産直センターうらりでの買い物とマグロ汁無料サービス」「相模湾・富士山に沈む夕日を鑑賞する三崎港〜葉山港間のサンセットクルーズ」が盛り込まれた。
クルーズには、初日45人・2日目40人の計85人が参加。横浜駅からバスで三浦市へ移動し行程を楽しんだ。昼食では、やはり三崎ならではのまぐろ丼・まぐろソースカツ丼・三崎まぐろラーメンなどのまぐろを使ったメニューが人気で多くの参加者から「美味しかった!」という声が聞かれた。
また、城ケ島公園では水仙がちょうど見頃を迎えており一面に漂う水仙の香りと食後の散策を堪能。公園展望台から望む景色に、「城ケ島には何度も来たことがあるけれど、こんなに良い場所があるのは知らなかった」という人の姿もあった。 最後はサンセットクルーズを楽しみながら葉山港へ向う途中で「カモメの餌やり」のイベントも行なわれ、関係者によると皆満足した表情で下船し、「また来るからね!」といった言葉が多数上がっていたと手ごたえを感じた様子。
市では、「三浦市は四季を通じて見どころが沢山あります。今回城ケ島水仙まつりクルーズに参加された方々にはぜひまた来ていただきたい」と話す。
シティセールスの新たな手段として注目される。
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