三浦市長選挙 吉田市長が出馬表明 6月16日投開票
吉田英男三浦市長は1日、任期満了に伴い6月16日(日)に投開票される市長選挙に出馬する意志を明らかにした。
吉田氏は「二町谷地区への企業誘致、観光の核づくりなど、達成されていないことやこれからのものがある。それらを達成するのは私という思いが強い。再度チャレンジする期間が必要」と出馬への思いを述べた。
吉田氏は、職員の意識改革の徹底、職員数の削減、学校給食・病院給食・学校校務員のアウトソーシングなどの行政改革の断行や民間企業との協働によるスカベンジ、明治大学と協働による三浦市東京支店の開設などシティセールスの面での実績をアピールした。
また、小児医療費助成事業の対象年齢の引き上げ、三崎口駅エレベータの前倒し設置など安全安心な街づくりの前進も強調。その他にも、三浦バイオマスセンターの整備や三浦縦貫道路のI工区における用地買収及び一部工事着手などを上げた。
吉田氏は「2期目では1期目で固めたプラン達成のための足場と培ってきた経験を活かし、1期目より1歩進んだ成果を得ることができた」としながらも、「成果と呼べるものもあれば道半ばのものもある。道半ばで辞めるのは無責任」を出馬の理由とした。
吉田氏は2005年の市長選に出馬、小林一也氏を1205票差で破り初当選を果たした。09年の選挙では、吉田氏以外に立候補者はなく、無投票で再選した。
05年市長選挙の投票率は55・95%。3月2日現在の有権者数は40753人(男性19761人、女性20992人)。
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