復興支援に4年で270万円 義援シャツ販売
東日本大震災の被災地復興支援と市内経済の活性化を目的に三浦ツナ之助ロゴ入り義援シャツ販売を行った実行委員会(三浦商工会議所、三浦市商店街連合会、三浦市職員厚生会)は17日、市役所を訪れ吉田英男市長らに今年度の実績を報告した。販売枚数は1089枚、義援金は55万円となった。今年で4年目を迎えた同事業。4年間の総額は270万円、販売枚数は5300枚にも及んだ。
義援シャツ販売は、2011年から始まった事業。義援金は、震災直後から三浦市が継続的に行政支援を行っている宮城県南三陸町に送られている。3年目を迎えた昨年、実行委員会の中では一区切りという声もあったというが、被災地はいまだに復興途中ということもあり事業を継続することとなった。
今年度の販売実績は、ボタンダウンシャツ208枚、ポロシャツ323枚、ボタンダウンポロシャツ193枚、Tシャツ365枚で計1089枚。市民から要望のあったTシャツを新たに用意し受付場所を増やすなど購入しやすいようにした。
1年目の販売実績は1937枚、2年目は1292、3年目は1077枚。事業開始以降、毎年1千枚を超える販売実績に実行委員会は「4年目なので、当初は販売枚数は結果よりも減ると考えていた」と話す。今回の結果を受け「被災地を応援したいという気持ちの表れだと思う。今年度は子ども用のTシャツも用意したこともあり、家族で購入もあった。多くの人の気持ちに感謝している」としている。杉山副市長は「南三陸町には職員を派遣し、私たちにできる支援を行っている。皆さんの活動は大変意義のあること。今後も続けてほしい」と語った。
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