活動報告【12】 五輪契機にレガシー創出 神奈川県議会議員 石川たくみ
7月8日まで開かれた令和元年神奈川県議会第2回定例会において、一般質問に立たせていただきました。
県産食材をPR
いよいよ来年に迫った東京2020五輪・パラリンピックを契機とした、県産農畜水産物の販売促進について質問しました。神奈川の食文化や食材を国内外にPRする絶好のチャンスであり、それこそが五輪のレガシーです。
しかし、選手村で提供される食材は、それぞれの調達基準等に合致したものでなければならず、農産物の場合、生産者はGAP(農業生産工程管理)認証取得が必要です。県では、平成30年度からGAP認証取得支援を始めましたが、三浦市の2者を含め10者と低調でさらなる推進が必要です。五輪を契機に訪れる選手や観戦客へ県産農畜水産物の一層の販売促進を求めました。
聖火ランナー募集
県内を走る聖火リレーのルート概要が先月公表されました。神奈川では来年6月29日から7月1日に、県内15市町を通過しますが、2日目となる同30日のスタート地点に三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」が選ばれました。
現在、神奈川県実行委員会では県内を走る51人の聖火ランナーを8月31日(土)まで募集しています。2008年4月1日以前生まれ(来年4月時点で中学生以上)で、神奈川にゆかりがあれば国籍や性別、障害の有無は問いません。三浦の地を聖火が駆け抜ける貴重な機会です。ぜひ、大勢の方にご応募いただきたいです。
小網代の森活用を
小網代の森は利用者数の減少が続いており、平成30年度は4万5千人で、これまで目標としていた年間12万人に及ばない現状です。多くの人に小網代の森を知ってもらい、繰り返し訪れてもらうには三浦市と連携し、貴重な自然環境の魅力の発信が欠かせません。生物多様性の保全上重要な里地里山にも選定されており、また、三浦半島の観光資源として大きな可能性があります。
また、このほど引橋に「小網代の森インフォメーションスペース」と来遊者駐車場が設けられました。これを契機に、小網代の森を環境学習の場として一層活用するために、引き続き整備を進める必要があると考えます。今後の対策について見解を聞きました。
県は今夏から、要望のあった引橋入口の路面整備に着手。誰でも安全に散策できるようになります。また、環境学習用のモデルコースを設定したマップの学校配布などに取り組むとの答弁がありました。
そのほか、セーリング競技の振興、海岸の活用による三浦半島地域の活性化、障がい者のICT利活用促進、総合型地域スポーツクラブへの支援、三崎漁港における水産業の活性化、県立都市公園の活用について質問しました。定例会の様子は、県議会ホームページでも映像配信されており、ご覧いただけます。
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