県政報告 油壷湾「係留ブイ」更新 公明党 神奈川県議会議員 亀井たかつぐ
神奈川県議会令和元年第2回定例会が先月8日に閉会しました。4月に知事選、県議選が行われた関係で当初予算は骨格予算(最低限必要な経費を盛り込んで編成する暫定的な予算)編成となったため、今定例会で肉付予算(政策的経費や新規事業費等を新しい知事と県議会のもとで補正予算として盛り込む予算)審議となりました。この補正予算計上に関する実績のひとつを紹介させていただきます。
三浦市三崎町小網代の油壷湾は、神奈川県で唯一の「避難泊地」に指定されています。地形が入り組んで奥まっているため高波の影響を受けづらいといった地勢的な特徴があり、台風の襲来が予想されると多い時には300隻を超える船舶がこの場所に避難してきます。
この避難泊地には、船を繋ぎ止めるブイが20カ所設置されています。その内の8カ所が老朽化し壊れかけており、多くの漁業者から「ブイの破損で繋ぎ止めた自分の船が流されるのではないか」「視認しづらい錆びついたブイに船がぶつかって傷つく恐れがある」等の声を聞いていました。
こうした事態を受けて私は「環境農政常任委員会」の質疑の中で、設備の更新を強く訴え続けてきました。その結果このほど、8カ所すべてのブイを新しくする予算(「油壷湾 係船浮標機能保全工事費」)を獲得することができました。
今後は新たに設置するブイの位置と避難航路のあり方等の検討を関係する皆様と行っていきます。これからも「小さな声を聴く力」を磨き結果を出していきます。
亀井たかつぐ
|
|
|
|
|
|