三浦市内の新型コロナウイルス感染者数が急増している。市の公表値によると、先月18日から24日まで6人だった新規陽性者数は、25日から31日までの1週間で26人を記録。28日には最多の8人の感染が判明しており、市は感染症対策の再度徹底や不要不急の外出自粛などを求めている。
三浦市内の新型コロナウイルス感染者数の累計は、今月2日現在で245人にのぼる。
急増した先月25日から31日の年代別で見ると、10歳未満1人、10代5人、20代4人、30代3人、40代2人、50代5人、60代3人、70〜90代は各1人。ワクチン接種が完了していない比較的若い世代の感染が増加傾向にある。また、公表されているだけで14人が「陽性者と接触あり」と判定され、家庭や職場などでの感染が広がっているという。
国は今月2日から31日まで、神奈川にも緊急事態宣言を発出。これに基づいて三浦市も必要以外の徹底した外出自粛、マスク飲食、在宅勤務時差出勤のほか、事業者には営業時間短縮や酒類・カラオケ設備提供の継続自粛を要請するなど、感染拡大防止に協力を呼び掛けている。
49歳以下にも接種券
市内のコロナワクチンの接種事業は、現在50歳以上までに対象を拡大。
これまで1回目の接種が済んだ人は2万2033人、2回目が終わっている人は1万2770人(市実施分/今月2日現在)となっている。
なお、16歳から49歳の市民に対しても、先月末に接種券の送付が完了。市健康づくり課は、「現時点で市内での接種計画は未定」とし、自衛隊の大規模センターや職域などでの接種も促している。
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