三浦市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の詳細を発表した。2回目接種完了から概ね8カ月経過した18歳以上が接種できるよう、関係機関と調整を進めており、先行して医療従事者などからスタート。来年2月の高齢者施設入所者らの接種を皮切りに、順次実施される。
市の発表によると、12月12日現在で12歳以上の人口3万9796人のうち、2回目までワクチン接種が済んでいるのは3万3826人(85・00%)。84・45%だった県全体の接種率より高い水準となっている。市内の感染者は10月に1人確認されたのを最後にゼロを更新(同日現在)。これに対し、11月30日に行われた市議会定例会で保健福祉部長は、「(感染者数の減少は)ワクチン接種が進んだことが要因とみられる」と話した。しかし、第六波への懸念や新たな変異株「オミクロン株」の感染が国内で確認されていることなどもあり、「今後も接種が強制にならないよう配慮しつつ、希望者が接種できるよう呼び掛けていく」としている。
詳細は調整中
3回目の接種券は、2回目接種後、概ね8カ月が経過した人から順次発送される予定で、今年3月・4月に受けた人には11月30日に送付完了している。なお、これまでのシール形式から変更して、接種券一体型予診票を使用する。
現時点で追加接種で使用されるワクチンはファイザー社製。医療従事者で早い時期に1・2回目のワクチンを打った人から勤務先の医療機関で始まっており、高齢者施設入所者は2月、その他の高齢者も2月〜3月に予定されている。以降も国の方針やワクチン供給を踏まえながら実施。1・2回目が未接種の人に関しては、3回目の追加接種と並行し、継続して受け付けるという。
従来同様、市が指定する集団接種と各医療機関での個別接種を検討。会場や予約方法も調整をしており、決定次第、案内書や市ホームページ、公式LINEなどで広報するという。
詳細はみうらコロナワクチンコールセンター【電話】046・882・1111(代表番号)
(12月14日起稿)
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