インフルエンザ流行 市内の小学校では学年閉鎖も
今年に入り、インフルエンザの流行が勢いを増している。平塚市内でも猛威をふるっており、小学校では学級閉鎖が相次いでいる。
神奈川県衛生研究所によると、県内のインフルエンザ患者の報告数は1月17日〜23日の1週間で9237人報告され、前週(10日〜16日)の3382人から約2・7倍増加。昨年の同時期と比べると4倍近い数となっている。
平塚市内でも、1月第3週に報告された患者数は183人で、前週77人の約2・4倍。昨年同時期の30人からは6倍以上増えている。
県内の患者数を年齢別に見ると、0歳から9歳までが約半数を占めており、子どもの間での流行が目立つ。市内の学校等における臨時休業や欠席者も1月3週目から急激に増えており、特に小学校では学級閉鎖が相次いでいる。1月に入ってからのインフルエンザによる学級閉鎖は8校18クラスで、相模小学校の1学年では1月26日〜28日まで学年閉鎖の措置をとった(1月27日現在)。
昨シーズンは新型インフルエンザが大流行したが、今シーズンは昨年ほど偏らず、A香港型・B型・新型など様々な種類のウイルスが検出されている。県内でも昨年末までA香港型が流行していたが、現在は新型のインフルエンザに流行が移ったと見られる。
同研究所では、手洗い・うがいの励行やマスクの着用、咳エチケットのほか、人が集まる場所では注意するなど、予防を呼びかけている。また、市内の実施医療機関では3月31日まで予防接種を行っている。一般的に、予防接種を受けてから抵抗力がつくまでには2週間ほどかかるといわれている。
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