Forza! Bellmare 地固める雨であれ 5連敗も復調の兆し
平年より12日早く入梅した関東地方。その約2週間後に突入した湘南は連敗街道を脱出することができず、その数を5に増やしてしまった。
それまで鉄壁の守備を誇り、派手さはないながらも安定感のある試合運びで無難に勝ち点を積み重ねていた湘南。ところが、栃木に今季初の複数失点で敗戦を喫してからは勝ち星に見放され、5試合で15失点。あまりの変調ぶりに、これが同じチームとはにわかに信じられないファンも多いのではないだろうか。
この日、久々にホーム平塚競技場のピッチに立った湘南は、高山と佐々木をトップに据えて機動力を重視したシステムに。選手の瞳には今までと明らかに異なる闘志がみなぎり、ボールを持てば前を向く気持ちのこもったプレーは久々の勝利を期待させるものだった。
だが、またもや開始10分と早い段階に失点。それでも選手に落胆の様子はなく、積極的に攻め続けるも30分に追加点を許す。直後に佐々木がゴールを決めて反撃の狼煙を上げたが、逆に前半終了間際にPKを献上して突き放されてしまう。最後まで勝利に対する執念は見せたが、今の湘南にとって2点差は重すぎた。
泥沼の5連敗を喫したとはいえ、内容は上向き。連敗も後々の肥やしとなるならば救われる気もするが、1年でのJ1復帰を目指すには、もう足踏みしている時間はない。
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