「セーフティひらつか協力会」第1回総会で団結誓う 安全な街目指し 官・民スクラム
平塚市を地域ぐるみで安全な街にしようと、「セーフティひらつか協力会」が発足した。13日に市交通安全協会で第一回総会が行われ、警察からの要請に応じた27の団体・企業が出席した。
同会は、防犯対策や交通安全運動に協力するほか、昨年の震災を受けて災害対策にも主眼を置く。防犯では組織力、連携力を生かした広報啓発活動を実施するとし、不審者発見時の積極的な通報や、防犯カメラデータの提供など、警察への協力体制を敷く。
また、大規模災害時の対応も定められ、避難誘導や負傷者の救護などを、行政・報道・医療・旅館業の立場から行う。妊婦や障害者といった災害時要援護者についての具体的な対策も、今後検討していく。
会長には、市防犯協会会長の岩本敏男さんが務める。顧問には落合克宏市長、平塚警察署の岩倉利光署長が就任した。岩本会長は、「震災以降、”絆”が叫ばれている。安心・安全な街で暮らしてもらうために、今日出席している皆さんと一致団結して取り組みたい」と話した。落合市長は「市民の命を守ることは、行政における最大の使命」と述べ、災害時の対応策についても検討を進めていく姿勢を見せた。同会は、2010年11月に横浜市で行われたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に向けてのテロ対策活動を主としていた、「APEC安全安心協力会」が前身。
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