平塚西ロータリークラブ(早川武志会長)が10日、東日本大震災で被災した仙台市立中野小学校の5年生9人を招き、富士見小学校で交流会を行った。
富士見小4年生(現5年生)が昨年の七夕まつりで、避難所になっていた宮野城体育館に励ましの短冊を贈った縁で両校の交流は始まった。同体育館に避難していた中野小4年生(現5年生)のお礼状をきっかけに、手紙やビデオレターの交換を行うようになった。
それを聞いた平塚西ロータリークラブが「直に会う機会を作りたい」と、両校に打診。学区が居住禁止区域になり、他校で間借り授業を行うなどしている中野小児童に「羽を伸ばして楽しんで欲しい」と招待した。
当日、富士見小の児童はクイズを交えた学校紹介を行い校歌を斉唱。中野小の児童が自己紹介と和太鼓演奏を披露した後、「名刺交換ゲーム」「じゃんけんポン!あっち向いてホイ!サインゲーム」など、富士見小児童が考えたゲームで遊びながら交流を深めた。
交流会後は平塚西ロータリークラブと食事し、市内に宿泊。翌日、江の島や鎌倉を観光した児童の一人は「こんなに大声で走り回って遊んだのは久しぶり」と、笑顔で帰路に就いた。
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