平塚の2012年も残すところあと5日。今年も様々なニュースが市内を駆け巡った。本紙では1年間の取材メモを広げ、今年を振り返る。
平塚市制80周年の年となった2012年。市は棟方志功展や上村松園と鏑木清方展など、「80周年記念事業」を冠した新規6事業を含む21の記念事業を実施した。平塚の魅力を全国に発信するため、山瀬まみさんがひらつか観光大使に任命されたニュースもあった。
一方、東日本大震災から1年が経ち、様々な防災事業も行われた。市は津波浸水モデルシミュレーションのCG映像や地震防災マップ・津波ハザードマップを作成。津波避難ビルも民間施設だけで50カ所、公共施設含め58カ所と協定を結び、避難対象者数が概ね確保された。
都市開発の指針も見えた一年だった。ツインシティ大神地区まちづくり計画が進展し、見附台周辺地区土地利用計画の整備方針も策定。日産車体湘南工場第一地区の跡地利用に「ららぽーと」構想案が浮上するなど、話題を振りまいた。
オリンピックに沸いた今年、ロンドン五輪に出場した柔道女子の田知本遥選手(東海大)や湘南ベルマーレビーチバレーチーム所属の白鳥勝浩・朝日健太郎選手ペアを始め、市内アスリートの活躍も目立った。
新指揮官に曺貴裁監督を迎えた湘南ベルマーレ。開幕前の専門誌やネット上の予想を覆す快進撃を続け、リーグ最終戦を2位京都との勝ち点1差で迎え自動昇格圏内に肉薄する。最終節、アウェーでFC町田ゼルビアに3対0で勝利し、3年ぶりのJ1昇格を果たした。
高校野球でも、平塚学園が県秋季高校野球大会で躍進を見せた。同校はこれまで一度も勝ったことのない横浜高校に4対3で勝利し、続く準々決勝でエース松井裕樹投手擁する桐光学園に2対1で競り勝ち、ベスト4入りを果たした。
また、プロ野球ドラフト会議で東海大の菅野智之選手と阪口真規選手が巨人に、伏見寅威選手がオリックスに指名された。湘南格闘クラブ選手兼トレーナーの高橋大樹選手が、怪我による引退を乗り越えキックボクシングWBKFスーパーライト級王者に輝くなど、様々な分野で個人・団体が活躍した1年だった。
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