県が今月7日、県内の保育所入所待機児童数の状況を発表した。県内全体では3年連続で減少となったが、平塚市内では2年連続の増加となった。
県のまとめによると、4月1日時点で県内の待機児童数は前年比577人減の1462人。2010年には4千人台だった待機児童数が、6年ぶりの1千人台となった。
平塚市では2011年4月に待機児童数ゼロを達成しているが、今年6月1日現在の待機児童数は58人。主に平塚駅南側エリアと大野・豊田地区が多く、市保育課では「親が働きに出るなど、入所に対する需要が大きくなっているのが増加の要因ではないか」と分析している。
待機児童解消に向けて市は今年4月、平塚保育園(市内宮の前)の定員拡大を行っている。6月補正予算にも保育所整備に861万円を計上し、柳町保育園(市内平塚)の定員拡大を図る方針だ。
「保育士など人材面の課題もあるが、今後も受け入れ枠の拡大など待機児童解消に向けて対策を講じていきたい」と、市保育課では話している。
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